子供の便秘は見ているだけで辛いですよね。
便秘解消と予防のための日常生活には「食事」「水分」「規則正しい生活」が必要となります。
が、「食事」「水分」がやっかいで、子供は食物繊維が多い野菜を食べてくれなかったり、
お茶を飲んでくれなかったりと親の思うようにいきません。
いくら「うんちが固くなっちゃうよ!」といっても我が家の長女は無視です。
子供は、「嫌いなものは嫌い」「食べれないものは食べられない」のです。
なので、我が家では無理のない範囲で食事療法を進めてきました。
本記事では、2児の母である私が長女の便秘の予防・対策として実施してきたことをまとめました。
野菜・果物嫌いで便秘のお子さんを持つ悩める親御さんに役立つ情報となれば幸いです。
タップできる目次
食べ物で子供の便秘を改善
食物繊維(「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」)を多く摂ろう
便秘には「食物繊維」とはよく言いますが、
実は食物繊維は2種類「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」に分類されており、
これらをバランスよく摂る必要があります。
水溶性食物繊維の特徴
昆布、わかめ、こんにゃく、果物、里いも、大麦、オーツ麦に多く含まれます。
水分保持能力が強く、ドロドロと粘りのある状態にします。
小腸での栄養素の消化吸収を抑えて遅らせます。
また、有害物質を吸着して体外へ運びます。
不溶性食物繊維の特徴
穀類、野菜、豆類、キノコ類、果実、海藻に多く含まれます。
腸のぜん動運動を盛んにし、消化管を通過する時間を短縮すします。
消化管内で水分をかかえ込んで容積を増加させます。
それによりうんちの量をカサ増しして、排泄を促進します。
・うんちの体積(量)を増やしたい、または腸を動かしたいなら「不溶性食物繊維」・便を軟らかく(ゼリー状に)したいなら「水溶性食物繊維」を摂る。「不溶性食物繊維」を摂りすぎると、便秘が悪化する事もあるので要注意
主食をパンからご飯に変更しよう
炭水化物を毎朝しっかり取ると便のカサをつくることができます。
朝はパンやシリアルが楽なのですが、子供には極力ご飯をあげるようにしています。
更に、ご飯にもち麦を入れると、食物繊維量が上がるのでおすすめです。
もち麦のプチプチとした食感も美味しいよ
水分は多めに、でも無理しなくても良いよ
水をたくさん飲んだほうが良いとは聞きますが、水が届くのは小腸までだそうです。
水分を大腸に届けるには、ご飯と食物繊維が必要です。
水分は少量をこまめに摂ることが大事と小児科のお医者さんから聞きました。
逆に水分を摂りすぎると胃腸に負担がかかるので、子供の飲めるペースに合わせると良いと思います。
整腸剤やオリゴ糖で子供の便秘を改善
乳酸菌が腸にいいワケ
乳酸菌は腸内で乳酸・酢酸をつくることで、悪玉菌の定着・増殖を防ぎ、おなかの不調を改善します。
また、乳酸・酢酸には腸の運動を正常にする働きがあります。
乳酸菌を多く含む食品の代表格と言えばヨーグルトですが、
チーズや納豆、味噌、醤油、漬け物、キムチなど、発酵食品にも乳酸菌は豊富に含まれています。
これらを上手に食事に取り入れられると良いですね。
砂糖をオリゴ糖に置き換えた
オリゴ糖にはビフィズス菌を増やし、腸内環境を整える作用があります。
ちなみに「乳酸菌」と「ビフィズス菌」は別物で、
「乳酸菌」は小腸で「ビフィズス菌」は大腸に多くいるそうです。
なので、乳酸菌とビフィズス菌を摂りつつ、オリゴ糖を摂ると、かなり腸内環境は良くなりそうです。
ミルクの味が子供に好評
オリゴ糖は玉ねぎ・ねぎ・ごぼう・アスパラガスなどの野菜や、果物であればバナナに含まれています。
我が家の長女は偏食で野菜・果物を食べないので、粉末のオリゴ糖を料理やヨーグルトに入れて食べさせていました。
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整腸剤を飲ませた
飲ませたのはミヤリサンアイジ。
生後三か月から飲める赤ちゃんの為の整腸剤。
酪酸菌(らくさんきん)が含まれておりビフィズス菌、乳酸菌の発育を助ける働きがあります。
粉末が黄色いので、長女は色付きヨーグルトに喜んでる・・・。
新ビオフェルミンS細粒は、乳幼児でも与えられるように粉末になっています。
ビオフェルミンは整腸剤のおすすめランキングにも掲載されています。
まとめ
便秘には何が効くのかは人それぞれだと思います。
記事を参考に色々試して本人にいいものを見つけてあげられると良いと思います。
熊倉マリ(@araiguma_mom)でした。ではまた!